一般内科は大きく2パターンに分かれます
頭痛、お腹が痛い、嘔吐・吐き気、下痢、息苦しい、胸が締め付けられる痛み、原因が特定できない体調不良など様々な症状に対し、適切な診療科へ紹介いたします。入院加療、高度な医療機器による検査や治療が必要という場合は、日頃より当院と地域医療連携で協力している総合病院や専門の医療機関を紹介いたします。
発熱・鼻水・鼻づまり、咳・痰、喉の痛みなどの風邪症状も当院で診察させていただきます。発熱外来ブースも完備しておりますので気軽にご相談ください。
現代では食生活の多様化や仕事が多忙であるため運動不足になる人が多くなっております。そのことで体脂肪が過剰に蓄積され自覚症状のないまま動脈硬化が促進され、結果として糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症をはじめとした生活習慣病の状態になってしまいます。生活習慣病自体は自覚症状を伴わず放置しがちになってしまいます。生活習慣病を放置した結果、動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳梗塞や慢性腎臓病などを引き起こしてしまい、手遅れになってしまいます。
現在、生活習慣病に対して様々な素晴らしい薬剤が出ています。いかに早期に治療介入することができるかによって、将来大きな病気の予防につながることが明らかになっております。特に私の専門である慢性腎臓病自体が生活習慣病に大きくかかわっている分野であることから、長年生活習慣病全般に対する治療管理を数多く経験してきました。
睡眠時無呼吸症候群とは、大きないびきとともに、睡眠中に何度も呼吸が止まったり弱くなったりする病気です。
医学的な定義では、10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間あたり5回以上繰り返され、日中に眠気などの自覚症状がある状態をいいます。
この睡眠時無呼吸症候群を治療する方法として代表的なものがCPAP治療です。
CPAP療法は装置からホースとマスクを経て、気道へ空気を送り続け、圧力のかかった気で気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。 CPAP治療を行うことで、睡眠のいびきや夜間覚醒、無呼吸症状に伴う様々な症状の改善が期待できます。
患者数については諸説ありますが、潜在患者を含めると約900万人と言われ、医療機関で受診しているのは1割弱とされています。
日本人の睡眠時間は年々減少傾向にあるのが現状です。また、特に交代勤務者にみられる循環器系疾患の原因は、SASにあることが多いと言われております。
睡眠覚醒障害の観点から | 循環器疾患の観点から | その他の症状の観点から |
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厚労省研究班の調査よると、「睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が20回以上ある場合、5年生存率は84%、8年生存率は60%」とされており、睡眠時無呼吸症候群を治療せずに放置することは、事故のリスクを高めるだけではなく、脳心血管 障害をはじめとした様々な病気の発生リスクも高めてしまいます。そのために早期にしっかりとした治療を行うことが大切です。